腱鞘炎

2021年05月2日

指を動かすと(特に親指)指の付け根が痛みが出たり腫れたりする腱鞘炎。近年ではスマートフォンやデスクワークで長時間指を使うことが増え腱鞘炎の方が増えています。今回は今増えている腱鞘炎について説明していきます。

 

腱鞘炎の状態

・親指を反らすと痛みが出る

・ペットボトルやビンのふたを開けるときに痛みが出る

・子供を抱っこをすると痛みが出る

・握る動作で痛みが出る

こういった指に力が入る動作で症状が出ることが多く比率としては女性に多く見られます。女性ホルモンの分泌に関連するともいわれています。当院では産後のお母さんが子育てで腱鞘炎になっているケースも多く来院されます。

 

 

指ではこんなことが起こっている

そもそも腱鞘とは筋肉と骨をつないでいる腱がバラバラにならないように包み滑らかに動くようにしている組織です。下のイラストの2本の腱を包んでいる組織です。

津市のすずき接骨院の腱鞘炎の説明

親指で腱鞘炎になることが多いのでここで説明します。この組織の中を通っている2つの筋肉の腱があります。短母指伸筋と長母指外転筋という筋肉の腱で難しい名前ですが主に親指を広げるときに働く筋肉です。親指の使い過ぎで腱鞘の中での摩擦などにより腱が腫れたり腱鞘に炎症が起こり痛みや時には「ばね現象」が起こってしまうことがあります。これが腱鞘炎の正体です。

 

 

腱鞘炎は治りにくい?

腱鞘炎に対しての1番の治療は完全安静にし指を使わないことです。しかしいきなり仕事や子育て毎日の家事をやめて休む事のできる方はなかなかいません。それだけ指を使う場面が日常生活で多いということです。

それだけではなく猫背でデスクワークをしている、前かがみで子育てをしているなど普段からの姿勢の悪さにより首や肩の筋肉が硬くなり、その筋肉のつながりで腱鞘炎になっていることが多いです。腱鞘炎をかばい痛みの出ない様に生活をしているとさらにいろいろな場所に負担がかかり悪循環になっていることも多く腱鞘炎が長期化する原因がこれです。

 

すずき接骨院での腱鞘炎施術

まずは痛みや炎症、腫れをハイボルテージ(特殊電気施術)で取り除くことに努めます。さらに患部だけではなく首、肩、肩甲骨回りといった筋肉のつながりを診ていき根本的なアプローチを行いそこで身体のクセや歪みも特定し矯正などで再発予防を目指します。正しい使い方をすることによって基本的には痛みは出にくくなります。

やはり症状が長期化する前に早期の施術がおすすめで改善する期間も早いことが多いです。気なる方はお気軽に相談くださいね。

 

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TEL:059-253-5119

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